女性の転職(事務職)は楽な仕事のように思えるけれど

この記事はテーマ「女性の転職を考える」のサンプルとして作成したものです。

キーワードは 女性の転職 事務職 です。

構成は次のとおりです。

リード文
h2 女性の転職で事務職は楽じゃない説がある
h3 その説は真実!バランスシートが語る
h3 パソコンできるは当たり前 事務職の仕事
h3 事務職の能力をアピールする方法とは
h2(まとめ) 誰が認めてくれるかが大切

転職事務

こんにちは、キャリアカウンセラーの青田ちひろです。

ある女性が転職を決意します。
スキルやキャリアがないので、パソコンの操作を身につけようと考えました。
パソコン操作ができるようになれば、事務職にでもなれると思ったからです。

今回は女性の転職において、事務職は楽なのかどうかを調べてみました。

女性の転職で事務職は楽じゃない説がある

転職事務

事務職だったらいつでも転職できると考えている人が意外と多いようなのです。
多くの人が希望するのが一般事務なのですが、本当に一般事務は直ぐにできるのでしょうか?

その説は真実!バランスシートが語る

事務職への転職は楽なのかを数字の面から調べてみます。
次の資料は、東京都のバランスシート、2024年7月版からの引用です。
引用元:東京労働局バランスシート

転職

バランスシートから引用

転職

バランスシートから引用

上の職業計はすべての職業のことで、下は事務職の合計です。
求人倍率は求人を出す企業側からみた数字で、求職者の立場で見た競争率は次の式で表せます。

競争率 = 1/求人倍率

わかりやすく表にまとめます。

求人倍率 競争率
全職業 1.58 0.63
事務職 0.47 2.13
一般事務 0.39 2.56

競争率を見るとわかりますが、すべての仕事の平均に比べて事務職がいかに難関であるかを示しています。

女性が希望する仕事の中で、人気ナンバーワン!
それが一般事務の仕事です。

パソコンできるは当たり前 事務職の仕事

転職事務

事務職の競争率が高いのはわかりましたが、パソコン操作ができれば事務職になれるのでしょうか?

もちろんパソコン操作は事務職には不可欠です。
できて当たり前のスキルと言ってももいいでしょう。

事務職は社員さんたちをサポートする業務です。
会社の備品が切れそうになっていたら補充もします。
社内の清掃やゴミ出しをすることもあります。
社外に出す文書の作成も担当です。
お客さんの対応も任されるでしょう。

事務職には次のようなスキルが必要です。

・コミュニケーション能力
・文書作成能力
・接遇の知識
・臨機応変に対応できること
・気が利くこと
・人の世話をする能力
・社会人常識がわかっていること
・マナーが身についていること

このような諸々の能力が備わっている人に事務職は向いています。
あなたはどうですか?

事務職の能力をアピールする方法とは

自分が事務職に向いている人は、事務職を目指しましょう。
ライバルは多いでしょうが、アピール次第で採用されます。

事務の能力をアピールするひとつの方法は社会人常識やマナーがわかっていることです。
転職をする際に提出する履歴書にどう書くかですね。

履歴書には「資格欄」がありますから、ここにアピールできる資格を書きます。
もちろんその資格を取得していなければいけません。

事務職としてアピールできる資格が必要です。
例えばパソコンの操作に関する資格はアピールになります。

もうひとつおすすめなのは「社会人常識マナー検定」です。
この資格が履歴書に書いてあれば、採用側は勝手に思ってくれます。

社会人常識やマナーが備わっている→事務職に向いている。

そうなれば競争率の高い事務職の採用に一歩近づけるでしょう。

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誰が認めてくれるかが大切

ここまで、女性に人気のある事務職への転職について書いてきました。

競争率は高いですが事務職は女性の転職として決しておすすめできないものではありません。

アピールさえうまくできれば可能性は高まります。
履歴書の資格は誰が認めたか、すなわち認定機関も大事です。

ちなみに社会人常識マナー検定は内閣府公益事業認定です。
主催するのは公益社団法人全国経理教育協会で「ぜんけい」として知られています。
ここが認定するのですから、まさにお墨付きです。

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